【新唐人2013年10月29日付ニュース】28日正午、中国北京で天安門広場付近を走行していた車が観光客の集団に突っ込んだあと、金水橋の柵に衝突し炎上する事故がありました。車に乗っていた3人を含む5人が死亡し、日本人1人を含む38人が負傷しました。
目撃者によると、事故現場では黒い煙が立ち上っていたそうです。ネット上には炎に包まれた車とともに煙が上がっている現場写真が掲載されましたが、その後すぐ削除されました。
天安門付近の幹線道路も封鎖され、事故現場の近くにいたAFP通信の記者2人が拘束されたそうです。
政府系の新華社は、“群衆に突っ込んだ車一台が、紫禁城前の石橋に衝突し、炎上。乗っていた3人が死亡し、複数の観光客と警官が負傷した”と伝えています。
ロイター社の報道によると、事故発生後広場には煙が充満し、事故現場は警察のフェンスで隠されました。また、事故現場に急行する多くの消防車や警察車両も目撃されています。
事故の原因について、当局による発表はまだありません。しかし、目撃者は“これは意図的であったに違いない”と話しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/10/28/atext992546.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)